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ステンドグラス 材料

ケイム工法

■ステンドグラス ケイム工法とは


リードケイムを使って数片のガラスを組み立てることについてのプロセスを「リーディング」と呼びます。 リードには通常2つの形があります。 断面が「H型」をしているケイムと「U型」をしているケイムです。「H型」ケイムは2片のガラスを繋ぎ合わせるために使い、一方の「U型」ケイムはパネルの周囲に使われます。 いずれのケイムも表面が丸いタイプと平らのタイプがあります。


リードケイムは一般に6フィート、すなわち1.8mの長さで売られていますが、最近は中国産などでもう少し短いタイプもあるようです。 今日、主に販売されているケイムは純粋のリードではなく、耐久性や腐食、ハンダのしやすさなどに改良を加えられた物が多く、いくつかの金属との化合された物が多いようです。


ケイム技法での初歩的な注意点として、ガラスをカットするときにケイムの芯幅を差し引いてやる必要があります。芯幅は1/16インチ、すなわち1.6mmがそれぞれの間に入ります。もし仮に1.6mmを差し引かないでガラスをカットしてパネルを組み上げた場合、そのパネルは否応なしに予定した物より大きくなってしまうことでしょう。最悪の場合は、ガラスとケイムの間に隙間が出来、太陽の光がそのまま目に入ってくる事になります。


ケイムの太さとしては3/16が尤もスタンダードな物です。しかし、ステンドグラスを貼る窓の大きさや使われるガラスにより、当然その太さを変える必要があります。窓の大きさが小さな物であれば当然使われるピースも小さくなりますが、太いケイムを使うとガラスの殆どの面積がケイムの中に隠れてしまいます。一方、大きな窓に細いケイムを使うと強度的にも大変頼りない物になる上に、デザイン的にも弱々しい物に見えてしまいます。


ある程度の強度を必要とする窓に使うために、ハンダの中に真鍮の補強線が入れ込まれてあるジンクケイムと言う物があります。中にはもっと特殊なもので、スチールが埋め込まれてあるものもあるようですが、いずれも金属のこぎりを使って切断する必要がありますが、リードケームすなわち鉛のケイムについては専用の工具ナイフを使ってカットすることが出来ます。